Webライター初心者には、仕事内容がわからず受注前に不安を感じる人が多くいます。
私のWebライター歴は1年で、現在では毎月30件以上の案件を受注しています。しかし、そんな私も初めて案件を受注する時はとても緊張しました。
そこでこの記事では、現役Webライターの私がWebライターの仕事の流れを受注歴ゼロの人でもわかる具体例つきで解説します。
今回は、「ケトジェニックダイエットのやり方の執筆」という具体例で仕事の流れを1から解説していきます。
一貫した具体例を使うことで、仕事の流れがよりわかりやすくなります。
この記事を読むことでWebライターの仕事の全体像を把握でき、初受注前に感じていた不安を軽減できます。
Webライターとしてなかなか一歩を踏み出せない人には参考になると思うので、是非最後まで読んで見て下さい。
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Webライターの仕事の流れと全体像
- レギュレーションの確認
- ライバルのリサーチ
- 読者の悩みのリサーチ
- 記事構成
- ライティング
- 校正・納品
結論からいうと、Webライターの仕事の流れは以上の6ステップになります。
大変そうに感じるかもしれませんが、流れでやるとそこまで時間はかかりません。
【Webライターの目標】高品質な記事を書こう
Webライターは、読者満足度が高い高品質な記事を作らなければなりません。
クライアントの目的は、Googleなどの検索サイトで上位表示することです。
例えば、上位表示される記事とはこのような記事になります。
つまり、検索サイトで上位表示されるような記事は、読者ニーズに答えて読者の役に立つ記事だということです。
読者満足度が高い記事を作れば、上位表示される可能性が上がりクライアントから継続案件や新しい仕事がもらえる可能性が広がります。
読者・クライアント・Webライター全員にとってWIN-WIN-WINの関係を築けます。
Webライターで稼ぐには、クライアントから継続して案件をもらえるようなWebライターを目指すことが重要です。
高品質な記事を書くコツ
高品質な記事を書くコツは、記事構成をシッカリと作りこむことです。
※記事構成とは、記事の設計図のようなものだと思って下さい。
記事構成が適当な記事は、話の論点がズレて結局何が言いたいのかわからない記事になりがちです。
このように、時間と労力の割にクオリティが低い記事が出来てしまう危険があります。
誰に何をどのように伝えるかを明確にしておくことで読者にメッセージが伝わりやすい記事を効率的に作れます。
そのため、Webライターは記事構成とその下準備に一番時間をかけます。
「Webライターの仕事は記事構成までが8割」などと言われることも多く、記事構成は最も重要な過程といえます。
完全未経験の人には初心者向け案件がおすすめ
Webライター初心者の人が、始めから完璧に仕事をこなすのは難しいです。
まずは、初心者向け案件で実績を積むのがおすすめです。
Webライターの仕事には、記事構成まで完成している初心者向けの案件があります。
初心者向けの案件では、記事構成の方法や参考にするサイトなどをクライアントが教えてくれることもあります。
前置きが長くなりましたが、早速Webライターの仕事の流れについて解説していきます!
STEP1:レギュレーションの確認
レギュレーションの確認は、案件のルールが説明される段階です。
「こんな風に記事を書いてね!」とクライアントから具体的な指示が出されます。
レギュレーションとは?
レギュレーションとは、クライアントから指定される条件や指示のことをいいます。
「ケトジェニックダイエットのやり方」という案件だと、以下のようなレギュレーションが考えられます。
レギュレーションは、クライアントによって様々で決まった形はありません。そのため案件には、レギュレーションが緩い案件から厳しい案件まであります。
レギュレーションが緩い案件なら文字数程度しか指示されないこともあります。
レギュレーションが厳しい案件なら10ページ以上の指示書を読んでから作業に入ることもあります。
Webライターは、このような様々なレギュレーションに従い仕事をこなしていきます。
レギュレーションから案件は選べない
「レギュレーションが楽な案件を請けたい」
こう考える人もいるかもしれません。しかし、Webライターはレギュレーションから案件を選ぶことはできません。
なぜなら、レギュレーションは案件を受注後に確認することになるからです。
このように、Webライターの仕事には受注後に「失敗した・・・」となる案件もあります。案件選びで失敗しないためには、クライアントの信頼性を事前に確認しておくことが重要になります。
レギュレーションのチェックポイント
レギュレーションには、5つのチェックポイントがあります。
- 対策キーワード
クライアントが検索エンジンで上位表示を狙うキーワード。
- 記事のターゲット
誰に読んでほしい記事なのか。クライアントによっては、ザックリとしか設定されていないこともあります。
- 記事の目的
記事を読んだ読者にどのような行動をとってほしいか。クライアントには必ず目的があるので、それに沿った形でライティングします。
- NG項目
使ってはいけない言葉ややめてほしい行動。ライバルの会社名や医薬品など案件によって様々です。
- 表記の統一ルール
記事に統一感を出すためのルール。口調だったり時刻の表示方法だったりクライアントによってはルールが多い場合も。
これらのポイントは、事前にチェックしておかないと何度も修正したり最悪ほとんど書き直しという事態になりかねません。
ズレや伝え漏れがないように、作業に入る前に必ずクライアントと共有します。
この記事では、以下のようなレギュレーションを仮定して話を進めていきます。
対策キーワード | ケトジェニックダイエット やり方 | ||
記事のターゲット | ケトジェニックダイエットについて知りたい人 | ||
記事の目的 | MCTオイルの収益記事へ誘導 | ||
クライアントのNG項目 | 「痩せる」「効果が出る」など断定はNG | ||
表記の統一ルール |
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クライアントとの連絡手段
クライアントとの連絡手段は、外部ツールを使うことがよくあります。
外部ツールは、Chatwork(チャットワーク)を利用するのが一般的です。Chatworkとは、中小企業向けの無料で使えるビジネスチャットです。
毎回クラウドソーシングで連絡するのは手間なので、クライアントから指定されることも多くChatworkは登録必須のツールといえます。
有料版と無料版がありますが、基本的には無料プランで問題ありません。
STEP2:ライバルのリサーチ
ライバルリサーチでは、ライバルサイトから必要な基礎知識や執筆の材料を集めます。
ライバルリサーチは以下の順番で行います。
- 基礎知識のインプット
- ライバルサイトをまとめる
- 見出しの順位づけ
基礎知識のインプット
まず、対策キーワードの基礎知識を頭に入れていきます。
方法しては、実際に対策キーワードで検索してみて上位サイトを10記事ほど読んでいきます。
記事を読む時のポイントは、
- ここがよくわからなかった
- ここをもっと詳しく見たい
- こういう具体例が欲しかった
など初見の感想を覚えておくことです。
知識を入れる前の状態は、読者の目線に一番近い状態といえます。
自分が読んで感じた疑問は、読者もまた疑問に感じる可能性が高くなります。つまり、ライバルサイトで感じた疑問を自分の記事で改善すれば、より良い記事になる可能性が高くなるということです。
今の段階では、このくらいザックリな知識で大丈夫です。
Webライターは、ブロガーと違いインプットにそこまで時間を掛けられません。基礎の知識を入れた後は、その都度必要なタイミングで知識を入れていきます。
ライバルサイトをまとめる
基礎知識を頭に入れたら、ライバル記事に何が書かれていたか1記事ずつまとめて表にします。
まとめるポイントは以下の5つです。
- 記事タイトル
- 想定読者(今は空欄でOK)
- サイト名
- ページリンク
- 見出し(h2、h3)
※見出しは大見出しをh2、小見出しをh3と呼びます。
まとめ方は、基本的に自由です。
目次をコピー&ペーストしてまとめても、マインドマップでまとめても大丈夫です。私は、基礎知識のインプットと同時進行してスプレッドシートにまとめています。
まとめる時は、記事の流れがわかるようにh2、h3も分けてまとめます。
見出しの順位付け
見出しの順位付けは、今後の記事構成に使うので今のうちにやっておきます。
具体的には、上位表示サイトの中で含まれている数が多い見出しに順位をつけます。詳しくは基礎となる記事を構成で解説しますが、順位の高い見出しは自分に記事にも含める必須の見出しとなります。
本記事の例だと、以下のようになります。
- ケトジェニックダイエットとは?
→10記事中9記事 - やり方/始め方
→10記事中9記事 - 注意点/デメリット
→10記事中6記事 - 特徴/メリット
→10記事中4記事
見出しの分け方ですが、これも自由です。
私の場合、まとめた見出し表の色を変えてわかるようにしています。
STEP3:読者の悩みのリサーチ
読者の悩みのリサーチでは、読者の悩みから記事のオリジナル要素を考えて行きます。
読者の悩みのリサーチは、以下の3手順で行います。
- キーワードのリサーチ
- 読者の悩みを深掘り
- ライバルサイトの想定読者を確認
キーワードのリサーチ
まずは、対策キーワードにどういった悩みがあるか全体像を把握していきます。
具体的には、サジェストを確認します。
サジェストとは、検索結果が多く読者の需要が高いキーワードのことです。
例えば、Googleで「ケトジェニックダイエット」と検索した時、様々な検索候補が出てきます。これがサジェストになります。
サジェストのリサーチ方法では、ラッコキーワードというツールを使うのが一般的です。DLや登録は不要です。
検索メインとなるキーワード(この記事の例の場合「ケトジェニックダイエット」)を検索窓に打ち込むと過去にそのキーワードで検索されたことのある関連キーワードが表示されます。
サジェストは、一番左上に表示されます。
サジェストを見ていきながら、読者がどういったことを知りたくて検索しているのか考えていきます。
「糖質量」「チートデイ」「食事量」「期間」などのキーワードから、ケトジェニックダイエットは食事方法が重要で、どのように食事制限するのか知りたい人が多そうと考えられます。
- 具体的な食事量と糖質量
- チートデイは作れるのか
- 期間はどれくらいか
一見、こういった記事を書けば良さそうです。
しかし「ケトジェニックダイエットのやり方と食事法」では、ライバル記事と差をつけるのが難しそうです。
そこで次に、読者の悩みを深堀りすることで記事に専門性をもたせていきます。
読者の悩みを深掘り
なぜケトジェニックダイエットのやりかたを知りたいのか読者の悩みを深掘りします。
具体的には、ラッコキーワードの「Q&Aを見る」で読者の悩みを見ていきます。
「Q&Aを見る」は、Yahoo!知恵袋や教えて!gooの質問を表示してくれる機能で、読者の悩みを直接知ることができます。
ラッコキーワードの左側のメニューから「Q&Aを見る」をクリックします。
「ケトジェニックダイエット やり方」と対策キーワードで検索して、より具体的な悩みを探します。古い質問は技術面で解決済みなこともあるので、なるべく新しい質問を参考にするようにします。
Q&Aの質問をまとめると、ケトジェニックダイエットを数週間やってみたけど体重が落ちず自分のやり方であっているのか不安に感じている人が多いようです。
つまり、ケトジェニックダイエットをやっているけど体重が落ちず自分のやりかたが合っているか知りたい人に間違っているところや正しいやりかたを解説すれば、需要がありライバルサイトと差をつけられる可能性が高くなります。
ここで、想定読者を「ケトジェニックダイエットをやってるけど体重が落ちず自分のやりかたが合っているか知りたい人」にしてライバルと差別化できるかライバルサイトの想定読者を確認していきます。
ライバルサイトの想定読者を確認
ライバルサイトの想定読者を確認していきます。
ライバルの想定読者は、リード文(導入文)で判断できることがよくあります。
例えば、この記事の場合だと以下のような導入で記事が始まっています。
このような問いかけから始まるリード文の場合、冒頭が想定読者の悩みや疑問となっています。この記事の場合だと、想定読者は仕事の流れがわからず受注前に不安を感じている人ということになります。
確認した想定読者は、表にまとめておきます。
自分と似た想定読者の記事が多い場合、差別化になりませんのでもう一度想定読者を練り直します。自分と似た想定読者が少ない場合、差別化できる可能性が高いといえます。
STEP:4記事構成
記事構成は、ここまで集めた記事の材料を組み立てていく段階になります。
記事構成は以下の順番で行います。
- 記事のスタートとゴールを設定
- 基礎となる記事を構成
- オリジナル要素の構成
記事のスタートとゴールを設定
記事構成では、まず記事のスタートとゴールを設定します。
記事のスタートとゴールとは、誰の悩みをどう解決するか設定することになります。
実は記事のスタートは読者の悩みを深堀りで、ゴールはレギュレーションのチェックポイントで設定済みです。
- 記事のスタート
⇨ケトジェニックダイエットをやってるけど体重が落ちず自分のやりかたが合っているか知りたい人 - 記事のゴール
⇨MCTオイル記事へ読者を誘導
基礎となる記事を構成
記事のスタートとゴールを設定したら、次に記事の基礎構成を考えます。
具体的には、ライバルサイトの見出しから記事に入れる内容を考えていきます。この時、上位表示サイトの中で含まれている数が多い見出しの内容は必ず構成に含めるようにします。
「ケトジェニックダイエット やり方」の場合で考えていきます。まず、ライバルの見出しで高い順位の見出しをピックアップします。
- ケトジェニックダイエットとは?
→10記事中9記事 - やり方/始め方
→10記事中9記事 - 注意点/デメリット
→10記事中6記事 - 特徴/メリット
→10記事中4記事
さらに、ライバルサイトの内容をなるべく網羅するような見出し群を考えます。この時、自分の記事にいらなそうな内容は無理に入れる必要はありません。あくまで読者に必要な内容だけを取り入れます。
今回は、これらの見出しを記事に入れようと思います。まだ大見出し、小見出しに分けなくて大丈夫です。
これで、基本的な見出しは完成しました。ここからは、記事のオリジナル要素を考えていきます。
オリジナル要素の構成
記事に入れるオリジナル要素を考えます。
この時、重要になるのが想定読者になります。想定読者のことを考えながら、欲しい情報やコンテンツを考えていきます。
「ケトジェニックダイエットをやってるけど体重が落ちず自分のやりかたが合っているか知りたい人」を想定読者とした場合、まず知りたいことは自分のやり方が合っているかどうかです。
例えば、全10問程度のマルバツ問題で自分のやり方が合っているのか簡易的にわかるコンテンツがあっても面白そうです。また、今回のライバルサイトを見ると全体的にやる前の事前知識が多めに感じました。
そこで、失敗をリカバリーする方法や守るべきルールを紹介することで想定読者に寄せたコンテンツにしていきたいと思います。
今回はこのような見出しと内容にしました。これで、今回の記事の大まかなコンテンツは出揃いました。あとは組み立てて、記事の形にしていきます。
記事を組み立てる
早速、記事を組み立てていきます。
まず記事のスタートとゴールを再確認します。
- 記事のスタート→
ケトジェニックダイエットをやってるけど体重が落ちず自分のやりかたが合っているか知りたい人 - 記事のゴール→
MCTオイル記事へ読者を誘導
ここが一つの流れで繋がるように記事を構成します。
記事の構成にはいくつかのルールがあり、基本的にはそれに従い作成していきます。
最もよく使われるルールは、「結論から先に書く」です。
今回の例でいうと読者の求める結論は、自分のケトジェニックダイエットのやり方が合ってるのかどうかです。まずこの疑問を解決することが最優先になります。
始めの見出しは、簡単なマルバツ問題を設置することにしました。1問でも〇ならやり方が違う可能性がありますと誘導し、理由→解決方法へと導く記事構成にしました。
間違っているところや正しいやり方でMCTオイルの重要性を解説し、自然な形で読者に「MCTオイルを使ってみようかな?」と誘導することを意識しました。
また、最後に1ヶ月の状態変化を一覧にして、読者が今の自分の状態と照らし合わせながらできるモデルケースを用意しました。モデルケースを参考にしてまず1ヶ月頑張ってみて下さい!と記事を締めます。
以上で記事構成は終わりです。ここまでくれば8割型仕事が終わったと言えます。
STEP5:ライティング
ライティングでは、実際に執筆していく作業になります。
ライティングは、以下の順番で行います。
- 本文のライティング
- 記事タイトルを決める
- 記事を推敲する
本文のライティング
記事構成が終わっているので、見出しの中に必要な内容を書いていくだけです。
ライティング時のポイントは以下の3点です。
- ライティングの型を守る
- 一気に書き上げる
- 常に想定読者を意識する
ライティングには決まった型があり、その型を守りながら見出しを書き終えたら見直すといった感じです。見直す時は想定読者の気持ちになり、わからないところがあったらすぐに補足します。
ライティングには、いくつも型があります。例えば、リード文(導入文)では以下のような型がよく使われています。
この型にあてはめて、導入文を書いてみると以下のようになります。
- ケトジェニックダイエットを始めて1ヶ月経つけど全く痩せない・・・
- この方法で合っているのかな?
- このまま続けていてもいいのかな?
このような不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、ケトジェニックダイエットでよくある失敗例と正しいやり方を解説していきます。この記事を読むことで、間違っていた部分が理解できあなたのダイエットを正しい方向へと導けます。
個人差はありますが、もし1ヶ月経って全く体に変化が無いという人はやり方を間違えている可能性があります。すぐに終わるマルバツ問題を用意したので、まずはそちらでやり方が合っているかだけでもチェックしてみて下さいね。
共感
- ケトジェニックダイエットを始めて1ヶ月経つけど全く痩せない・・・
- この方法で合っているのかな?
- このまま続けていてもいいのかな?
このような不安を感じている人も多いのではないでしょうか?
記事の内容
メリット
結論
個人差はありますが、もし1ヶ月経って全く体に変化が無いという人はやり方を間違えている可能性があります。すぐに終わるマルバツ問題を用意したので、まずはそちらでやり方が合っているかだけでもチェックしてみて下さいね。
最後の赤字の一文は、導入から次の章へ移動してもらうためのハードルを下げる書きかたをしています。
記事タイトルを決める
正直、タイトルはいつ決めても大丈夫です。私は、本文と内容のズレが少ないライティング後に決めています。
タイトルを決める時のポイントは以下の3つになります。
- 対策キーワードを必ず含める
- 想定読者に響きそうなキーワードを入れる
- 数字や記号を入れる
タイトルは一言でいうと、見た目が重要です。
何が書いてあるかわかり、想定読者に響きそうな一言と数字などでメリハリをつけるとなお良いといった感じです。
タイトルには、対策キーワード以外にも関連キーワードを含めるようにします。そうすることで、対策キーワード以外でも上位表示される可能性が上がるからです。
この記事の例だと、他にどのような言葉が想定読者に響くか考えた結果「痩せない」というキーワードを選びました。
今回は、このようなタイトルにしました。
タイトルの文字数はレギュレーションで指示されます。基本的には、タイトルが全て表示される32文字以内が良いですが、今回のように収まりきらない時もあります。
文字数は、意外に重要なので32文字以内に収まらそうなら、とりあえずクライアントに相談します。
推敲する
記事タイトルを決めたら、記事を読み直します。
近年ではスマホでのネット観覧が主流のため、推敲はスマホでやるようにします。
推敲で見直すポイントは、以下の3つです。
- 論理が捩れてないか
- 画面を文字で埋め尽くしていないか
- 少しでも文を短くできないか
推敲は読者の読みやすさアップが一番の目的です。
いらない表現や文章はなるべく削って読者にとって読みやすいコンテンツを目指します。
推敲をうまくするコツは、一日以上空けてから読み直すことです。
文章を書き終えたすぐの状態は、スポーツで言うところのアドレナリンが出ている状態です。その日はよく見えた文章も、次の日冷静に見てみたら微妙ってことがよくあります。
そのため、遅くても納品2日前には推敲作業に入れる状態にしておきたいところです。
私の場合、納品日2日前には記事を納品できるように逆算してスケジュールを建てます。
STEP6:校正・納品
最後に、誤字脱字や仮納品など最終チェックしていきます。
- 誤字脱字チェック
- コピーチェック
- 修正・納品
具体的には誤字脱字とライバルサイトのコピーコンテンツになっていないかチェックします。
誤字脱字をチェック
チェックする方法は、基本的にツールを使うだけです。
クライアントから指示されたツールがある場合はそれを使いますが、特に無い場合は以下のような無料ツールを使えば大丈夫です。
今回は、ennoを利用して誤字脱字をチェックしていきます。
手順は2つだけです。
誤字脱字があれば、修正を繰り返し「エラーは見つかりませんでした」という文字が上部に表示されるまで繰り返します。
ツール以外にも自分で読み返してみたり、音読アプリを使って文章の流れにおかしなところがないかチェックするのもおすすめです。
コピーチェック
誤字脱字チェックのあとは、コピーコンテンツになっていないかチェックします。
コピーチェックとは、他サイトと自分の記事での一致率を測る方法です。一致率が高いほど同じ=コピーコンテンツと判断されるので一致率はなるべく下げることを心がけます。
誤字脱字チェックと同様にこちらもツールで行っていきます。
基本的には一致率で表示してくれるCopyContentDetectorがおすすめです。
一致率は、クライアントに寄って何%以下とレギュレーションで具体的に指示されます。一般的には、40%以下なら問題ないでしょう。
文章を修正する時は、少しイジるより文章をまるごと書き直すと一致率が下げられ結果的にも早く終わることがよくあります。
納品・修正
記事が完成したら、最後にクライアントに納品します
納品は、以下の手順で行います。
これは最も基本的な納品方法ですが、納品の仕方はケースバイケースになることがよくあります。納品方法の詳細は、レギュレーションで指示されることが大半です。指示に従い納品すれば問題ありません。
クライアントによっては、納品前にchatworkなどで確認することもあります。納品物に修正がある場合、修正してもう一度納品するという流れになります。修正が無ければ、クラウドソーシング内で納品ボタンを押し作業終了となります。
【まとめ】まずは初心者案件から請けて一歩踏み出そう
ここまで、Webライターの仕事の流れについて解説していきました。
Webライターは、上位表示されるような高品質な記事を目指さなければなりません。
高品質な記事を作るには、記事構成をシッカリと作りこむことが重要になります。たのためには、以下の流れでこなします。
- レギュレーションの確認
⇨記事のルール説明 - ライバルのリサーチ
⇨基礎知識の材料集め - 読者の悩みのリサーチ
⇨オリジナル要素の材料集め - 記事構成
⇨材料の組み立て作業 - ライティング
⇨実際の執筆作業 - 校正・納品
⇨最終チェックと納品作業
自分には難しいと感じた人は、初心者向けの案件を請けるのがオススメです。
初心者向けの案件には❹の記事構成まで終わっている案件も多く、少しずつ仕事の流れを学べます。
まずは、簡単な案件を請けWebライターとしての一歩をとりあえず踏み出してみましょう。