- Webライターを始めたけど思うように文字単価が上がらない
- 他人より書けそうな趣味の案件は低単価なものばかり
- 高単価な案件を受けてみたけどテストで落とされる
Webライターとして稼ぐ上で、文字単価を上げることは重要になります。
しかし、年々Webライターに求められるハードルは上がっており、初心者が文字単価を上げるのが難しくなっているのが現状です。
そこでこのブログでは、これからWebライターを始める初心者が、効率的に文字単価を上げていく方法について徹底解説していきます。
- Webライターの文字単価とは
- 初心者の文字単価が上がらない理由
- これから文字単価を上げていく方法
- Webライターの文字単価を効率的に上げる完全ロードマップ
私もWebライターを始めたころは、文字単価を上げていくことに苦戦しました。
しかし、現在では文字単価2円以上の案件を継続的に頂けるようになり、月20万円以上を稼ぐことにも成功しました。
このブログで解説する文字単価を上げる方法は、2020年に全くのノースキルだった私が実践してきた方法です。そのため再現性は非常に高いといえます。
ただし、このブログで紹介する方法は簡単にすぐできるものではないです。
時間はかかりますが、3,4ヶ月後に周囲と差がつく方法となっています。少し大変でもWebライターとして稼げるようになりたいという人は参考にしてみて下さい。
まずはどんな方法か知りたいという人はこちらから飛べます。
Webライターの文字単価とは
はじめに、Webライターの文字単価の基礎知識について解説していきます。
文字単価とは?
文字単価とは、Webライターが受け取る報酬の計算方法の一つになります。
webライターは、Web上で文章を書いて報酬を受け取る仕事で「クラウドソーシング」を利用してクライアントから案件を受注します。
この時、「一文字〇円」のような計算方式でクライアントが提示する報酬額のことを文字単価と呼びます。
例えば、計算方法は以下のようになります。
- 文字単価1円で2200文字の案件
➡報酬額:2200円 - 文字単価0.5円で3000文字の案件
➡報酬額:1500円
※ただし、3000文字以上で3000円など提示されることも多く、厳密に一文字づつ数えて計算することは少ないです。
文字単価の幅は広く、0.1円から10円以上の案件を受注している人もおり、稼いでいるWebライターほど文字単価が高い案件を受注しているのが一般的です。
そのため、Webライターとして稼いでいくには、如何に文字単価を上げるかは必ず考えなくてはなりません。
Webライターの執筆量には限界があります。効率的に稼ぐには、文字単価を上げていくことを意識しましょう。
文字単価の相場
文字単価は1円が一つの基準となり、1円より低いと「低単価案件」、1.5円などになると「高単価案件」と呼ばれることが多くなります。
低単価案件と高単価案件の特徴は以下の通り。
- 低単価案件
➡商品のレビューや映画の感想など、誰でも執筆できる簡単な案件が多い - 高単価案件
➡ライティングが難しく特別なスキルや実績が必要な案件が多い
高単価案件には、実績や実際の体験談が求められるため、特別なスキルや経験・資格がある人ほどWebライターとして稼ぎやすいです。
初心者の目標は、まず1円以上の通常案件を受注できるようになることです。最終的に、1.5円以上の案件を定期的に受注できれば、安定して稼いでいくことができます。
ノースキル・未経験の人は、まず0.5円程度の案件から受注し始めるのが一般的となります。
文字単価を上げるってどういうこと?
文字単価を上げるとは、受注できる案件の文字単価を上げていくことを指します。
上述した通り、高単価な案件は実績や特別な体験などが求められます。そのためWebライターの実績がない初心者は、低単価な案件からスタートして実績を作る必要があります。
例えば私の場合、文字単価0.7円のファッション系の案件からスタートしました。
できることやクライアントの要望で答えられることを増やし、現在では文字単価2円以上の案件も受注できるようになりました。
文字単価を上げるには、このように高単価な案件を受注できるWebライターとして自分を育てていくことが重要になります。
文字単価は自然と上がるものではありません。自分でスキルアップして、高単価案件を取れるようになる必要があります。
Webライター初心者の文字単価が上がらない理由
- 誰にでもかけることしか書けない
- 低単価案件ばかり受注している
- 記事のクオリティが低い
Webライター初心者の、文字単価が上がらない理由は上記の通りです。
結論からいいますと、Webライターは他人と差別化できないと文字単価が上がらず稼ぐのが難しくなります。
ひとつずつ解説していきます。
誰にでもかけることしか書けない
- ドラマやアニメなどの感想記事
- 芸能人や事件系などの時事ネタ
- ゲームやマンガなどの趣味ネタ
誰にでも書けることしか書けないWebライターは、文字単価を上げていくのが難しいです。なぜなら、誰にでも書ける記事は文字単価が上がる可能性が極めて低いからです。
例えば、ドラマの感想や芸能人系の時事ネタは興味がある人が多く、ライバルも多くなります。また、ネットの情報をまとめるのが中心になるため似たりよったりな内容になりやすいです。
そのため誰でもかけるような記事は、クオリティよりスピードと量が重視されます。
クライアントとしては誰が書いても同じような記事になるため、より安く大量に書いてくれるWebライターを探しています。
こういった案件には、「自分にも書けそう」と飛びつく初心者の人も多いです。そのため、現状として文字単価を上げなくてもいくらでもライターが集まるジャンルとなっています。
誰にでも書ける記事では、Webライターとして稼いでいくのは難しくなるため、今すぐやめるべき案件といえます。
受注が簡単な案件ばかり受注している
- 初心者・主婦歓迎の初心者向け案件
- 勉強しながら稼げるなどの低単価案件
- 100文字程度で書ける口コミ系案件
高単価な案件の受注を難しく感じ、簡単に受注できそうな案件ばかり継続的に受注している初心者の人は多くいます。
初心者は「受かりそうな案件で実績を作れ」とよくいわれます。これは間違いではないですが、あくまで実績作りや執筆に慣れるのにオススメされているだけで直接高単価な案件につながることは少ないです。
高単価な案件を受注するには、実績を作ったあとに次のステップに進み、ワンランク上の案件を受注する必要があります。
「そのうち文字単価が上がるのでは」と思うかもしれませんが誰にでもかけることしか書けないと同様でクライアントが文字単価を上げるメリットが無いため、いくら実績を積んでも文字単価が上がる可能性は低いです。
記事のクオリティが低い
- 執筆の型が使われていない記事
- 読者の悩みを解決できていない記事
- 自分の書きたい事を書いている記事
記事のクオリティが低いと、テストライティングで落とされたり継続案件がもらえなかったりと、安定して高単価案件を受注することが難しくなります。
最近では、検索で上位表示させるのに記事の品質が重要といわれています。そのため、Webライターに求められる記事のクオリティも高くなってきています。
品質の高い記事では、以下のようなものが求められます。
- 読者の悩みを解決しているか
- 読者の役に立つ情報は多いか
- 読者に読みやすく書かれているか
このように読者満足度の高い記事が評価され、Webライターはこういった記事の作成を目指す必要があります。
もちろん、クライアントもこういった執筆ができるライターを望んでいます。そのため、これからWebライターを目指す人はクオリティの高い記事を書けるようにならなければ、高単価案件を受注することが難しくなります。
Webライターの文字単価を上げる方法
- 専門性の高いジャンルを作る
- 専門性を証明する
- 高品質な記事を書く
以上が、これからWebライターを始める人が文字単価を上げていく方法になります。
これからWebライターとして文字単価を上げて稼いでいくには、自分だからかける強みを持つことが最も重要になります。
それぞれ解説していきます。
専門性の高いジャンルを作る
- 専門とするジャンルを選定
- 専門ジャンルについて学ぶ
- 専門性の高い資格や実績を作る
このブログで解説する文字単価の上げ方のミソとなる部分です。
繰り返しになりますが、現在検索で上位表示を狙うには記事の専門性とクオリティが重要になります。そのため、専門性の高いWebライターを求めるクライアントは日々増加傾向にあります。
例えば、元ネイリストの私はネイル系を専門ジャンルとして活動しており、過去には以下のような高単価案件を受注した実績があります。
- ネイリストの資格や業務内容について
➡文字単価2円以上の継続案件 - 3000文字の記事+ネイルチップ作成
➡13,000円の単発案件
専門ジャンルに特化したWebライターは、数が少なくクライアントとしても重宝する存在です。そのため多少実績が足りなくても受注確率が高く、継続的に案件をもらえやすいです。
注意点として、専門ジャンルはよく考えて選定する必要があります。
- 案件の数
- 専門ジャンルの需要
- 一次情報の発信が可能か
上記のポイントを考えながら、自分の専門性を十分に発揮できるジャンルを選定していく必要があります。
これから文字単価を上げるには「このジャンルなら負けない」という専門性を作ることが最大のポイントになります。
専門性を証明する
- 専門ジャンルのブログを作る
- 専門的な内容をブログで発信
- ブログを実績として提出する
専門ジャンルを決めたら、クライアントに自分の専門性の根拠を提示する必要があります。
そこで重要になるのが専門ジャンルに特化したブログを作ることになります。ブログとWebライターは相乗効果が高く、互いに伸ばしていくことができます。
例えば、元ネイリストである私がネイルに特化したブログを作るならば、元ネイリストだからわかる爪の悩みや解決方法などを記事にしていきます。
もし、「深爪の直しかた」について執筆を依頼したいクライアントがいた場合、このブログを実績(ポートフォリオ)として提出すれば、専門性や執筆レベルの証明に繋がり、クライアントの信頼を勝ち取る事ができます。
このようにWebライターを行う上でブログは大きな武器になります。これからWebライターとして稼いでいきたい人は、ライターとブログの同時運営を強くオススメします。
Webライターは、すぐには稼げるようになりません。稼げない期間をブログに当てることで効率よく成長することができます。
高品質な記事を書く
- ライティングの基礎知識を身につける
- 読者満足度が高い記事を目指す
- SEOライティングを身につける
結論をいうと高品質な記事を書ければ、文字単価2円以上の案件も受注可能になります。
それこそ、あなたの記事が必ず上位表示されるならば、文字単価10円でも依頼したいクライアントもいるのではないでしょうか。
しかし、高品質な記事を書くには、何度も記事を書きライティング方法やSEOについて勉強する必要があります。一朝一夕にとはいかずWebライターの仕事をこなしながら、少しづつ学んでいくしかありません。
そのため「高品質な記事を書く」は優先順位が低いです。まず、Webライティングの基礎を身につけることに集中するのがおすすめです。
作業に慣れて専門性がある程度確立できてから、さらなる文字単価アップの方法として高品質な記事を書く勉強に取り掛かるのが適切なタイミングとなります。
特に「SEOライティング」は、初心者がやっても大半の人が挫折するので後回し推奨です。
効率的にWebライターの文字単価を上げるロードマップ
ここまで、Webライターの文字単価の上げかたについて解説してきましたが、「結局何から始めればいいの?」と疑問に思った人もいるかもしれません。
そこで、最後にWebライターの文字単価を上げるロードマップを紹介します。
STEP1:専門ジャンルを選定
STEP0:ブログを開設・2,3記事作成
STEP2:受かりそうな案件で1~3件受注
STEP3:大手webメディアで8件程度受注
STEP0:ブログを開設・2,3記事作成
STEP4:ブログをポートフォリオサイトへ
STEP5:専門性に合うクライアントから受注
STEP6:ブログとWebライターを両立
STEP7:繰り返しSEOライティングを学ぶ
※赤字はどちらか
特別な職務経験が無い、ノースキルな人でも上記の手順通りに進めれば、効率的に文字単価を上げていくことができます。
このロードマップのポイントは以下の3つになります。
- ブログ開設のタイミングは2つ
- インプットに期間は設けない
- 受注案件はブログで記事化
それぞれ解説していきます。
ブログ開設のタイミングは2つ
- Webライターの仕事を始める前
- Webライターにある程度慣れた後
ブログを始めるタイミングは上記の2箇所になります。
初心者がブログとWebライティングを同時に始めるのは非推奨です。なぜなら、どちらも手付かずになる可能性が高いからです。
ブログはライティングの練習場所にもなります。すぐにWebライターを始める理由がなければ、とりあえずブログで2,3記事書いてみてからWebライターを始めるのがおすすめです。
すでにWebライティングで何記事か書いたことがある人は、早速ブログを開設してみて下さい。
知識のインプットに期間は設けない
- 専門分野の知識
- ライティングの基礎知識
- SEOライティングの知識
今回のロードマップでは、上記の知識を頭に入れる(インプット)期間を設けていません。なぜなら、これらの知識を一からインプットしていくと、いつまでもWebライターの仕事を始めることができないからです。
このサイトで解説している「Webライターの文字単価を上げる方法」では、Webライターの知識の他に専門ジャンルの知識、場合によっては資格取得のための知識も必要になります。
インプットするのには時間がかかりすぎるため、期間を設けるわけではなく常に勉強するイメージで、学んで書いて覚えるを繰り返していきます。
注意事項として、SEOライティングだけは後回しにしましょう。SEOライティングを理解するには、ブログ運営とライティングの知識が必要になります。ブログとWebライターの仕事に慣れるまでは、まず基礎知識を身に着けることに集中するのがおすすめです。
受注案件はブログで記事化
- 記事の品質が高まる
- 需要がある可能性が高い
- インプットいらずで効率的
もし、専門ジャンルでの案件を受注できたら、納品後ブログで同じ内容を記事にしましょう。
基本的に同じ内容のライティングをする場合、書けば書くほどクオリティが上がり記事完成までの時間も短くなります。
例えば「巻爪の直し方」という案件を納品後に「元ネイリストが教える巻爪改善カット」という記事をブログで記事にします。
すでに巻爪についてはインプット済みなので、下調べする必要がなく執筆時間を短縮できより高品質な記事が書けます。
そして、同じような爪の悩みの案件を依頼したいクライアントがいた場合、この記事をポートフォリオにして提出すれば大きなアピールポイントとなります。
このように同じ内容のライティングには、繰り返すほどクオリティが高い記事を効率的に書けるという性質があります。一度インプットした内容は積極的に自分のブログに取り入れて、高品質もポートフォリオの作成を目指します。
もちろん、同じ内容でもパクリは厳禁です。立場や伝える相手を変えるライティングは絶対に心がけるようにします。
まとめ
現在、Webライターの需要は拡大しており、クライアントも増加傾向にあります。しかし、その一方でWebライターとして活動する人も増え、高単価案件を受注するハードルも年々高くなってきています。
これからWebライターを始めて文字単価を上げるには、他人との差別化をはかりクライアントの要望をより満たせるWebライターになる必要があります。
- 専門性の高いジャンルを作る
- 専門性を証明する
- 高品質な記事を書く
他人と差別化するには、以上のように専門性を身につけ読者の深い疑問に答えられるWebライターになることが重要です。
専門性を身につけ証明するには、ブログを始めることがおすすめです。ブログはWebライターと相性が良く、相互的に伸ばしていくことができます。
ブログを交えて効率的に文字単価を上げていく手順は、以下の通りです。
STEP1:専門ジャンルを選定
STEP0:ブログを開設・2,3記事作成
STEP2:受かりそうな案件で1~3件受注
STEP3:大手webメディアで8件程度受注
STEP0:ブログを開設・2,3記事作成
STEP4:ブログをポートフォリオサイトへ
STEP5:専門性に合うクライアントから受注
STEP6:ブログとWebライターを両立
STEP7:繰り返しSEOライティングを学ぶ
※赤字はどちらか
私はこの方法で、低単価案件から文字単価2円の案件を受注するWebライターになれました。
決して楽な方法ではありませんが、ノースキルだった私でも実践できた方法になります。そのため、誰でも文字単価を上げていくことができる方法といえます。
これから文字単価を上げていきたい人は、上記のロードマップを参考に専門性の高いWebライターを目指してみてださい。